簾舞コース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 05:57 UTC 版)
湯の沢コースにバスが乗り入れる以前は、定山渓鉄道線の東簾舞停留所から延びる簾舞コースが利用されていた。 簾舞口より約6キロメートル進むと、広々とした真簾峠にたどり着く。峠の西に簾舞川、東に真駒内川が流れているため、両河川の頭文字をとって名づけられたものである。なお、峠の東にそびえる標高651.6メートル峰を「真簾山」と呼ぶ人もいる。 真簾峠の南方約3キロメートルには、2つの丘の間をS字に抜ける鞍馬越(くらまごえ)がある。鞍馬(くらうま)の背のような地形にちなんで名づけられた。 さらに進んで尾根を出はずれると、迷い平と呼ばれる平坦な場所に出る。読んで字のごとく、迷いやすい地点であったために名づけられた。かつては登山道と交差して、湯の沢の源流である長沼に至る山道があったが、すでに消失している。 迷い平の先、道は万計沼に続いている。 鞍馬越
※この「簾舞コース」の解説は、「空沼岳」の解説の一部です。
「簾舞コース」を含む「空沼岳」の記事については、「空沼岳」の概要を参照ください。
- 簾舞コースのページへのリンク