混沌 新・金融腐蝕列島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 22:54 UTC 版)
「金融腐蝕列島」の記事における「混沌 新・金融腐蝕列島」の解説
前作『再生』のさらなる続編。東京スポーツに連載後、2004年に講談社から、2006年に角川書店から刊行された。 時は1999年、日本の金融業界に衝撃が走る。朝日中央・芙蓉・日本産業の3銀行統合による「にっぽんフィナンシャルグループ」の発足が明らかになり、続いて住之江銀行とさつき銀行が合併合意し「四井住之江銀行」の誕生が決定した。上位都銀がにっぽん、四井住之江、東都光陵のメガバンクに再編されるなか、内部の人事抗争に明け暮れる協立銀行は再編の流れから取り残されていた。 かつてのトップバンクの地位が揺らぎ、焦りを感じる協立は、既にまとまりかけていた東亜銀行・あけぼの銀行ら中位都銀2行の合併構想に割り込む。それぞれの銀行の思惑が絡む中、広報部長である竹中は統合計画をまとめるために奔走する。
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