海氷に関する用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 14:47 UTC 版)
海氷に関する用語用語区分説明海氷 海に浮かぶ氷の総称。 備考 国際的には海水が凍結したものを海氷と分類し、氷山など淡水由来の氷と区別することもある。 定着氷 海岸に定着している海氷。 流氷 海氷のうち、海を流れ漂い、海岸に定着していないもの。 備考 国際的にはこのうち海水が凍結したものだけを流氷とすることもある。 新成氷 結氷により新しく生成した氷。 密接度 海氷域内のある領域を対象として、氷に覆われている海面の割合。 用例 ○○沖では、海氷の密接度が高く、船舶の航行は困難である。 海氷域 海氷のある海域で、密接度1/10以上。 開放水面 航行可能な広い海域で、その中に海氷があっても密接度は1/10未満。 水路 海氷域の中で、船舶の航行が可能な割れ目や狭い通路。 沿岸の海氷現象に関する用語用語区分説明流氷初日 視界外の海域から漂流してきた流氷が、視界内の海面で初めて見られた日。 流氷終日 視界内の海面で流氷が見られた最後の日。 流氷期間 流氷初日から流氷終日までの期間。 全氷量 観測地点における視界内の全海域(港内を含める)に対して、海氷の占める割合。10分位で表す。 流氷接岸初日 流氷が接岸、または定着氷と接着して沿岸水路が無くなり船舶が航行できなくなった最初の日。 海明け 全氷量が5以下になり、かつ沿岸水路ができて船舶の航行が可能になった最初の日。
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