海ほおずきとは? わかりやすく解説

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うみ‐ほおずき〔‐ほほづき〕【海酸漿/竜葵】

読み方:うみほおずき

海産巻き貝卵嚢(らんのう)。なぎなた状、軍配状など種々の形状があり、ホオズキ同じよう口の中で鳴らして遊ぶ。特に、テングニシ団扇(うちわ)状のものをいう。《 夏》「妹が口—の赤きかな/虚子


海ほおずき

作者干刈あがた

収載図書借りたハンカチ―物は物にして物にあらず物語
出版社集英社
刊行年月1992.8
シリーズ名集英社文庫


海ほおずき

作者伊佐山ひろ子

収載図書熱い舌
出版社河出書房新社
刊行年月1995.9


海ほおずき

作者唐十郎

収載図書海ほおずき
出版社文芸春秋
刊行年月1995.9


海ほおずき

作者日向蓬

収載図書マゼンタ100
出版社新潮社
刊行年月2002.9

収載図書マゼンタ100
出版社角川書店
刊行年月2006.11
シリーズ名角川文庫


海ほおずき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/25 14:50 UTC 版)

海ほおずき(うみほおずき)

  • 巻貝卵嚢(らんのう)のこと。植物のホオズキと使用方法が似ており、かつての日本ではグンバイホオズキなどの卵嚢が、口に含んで音を鳴らして遊ぶ使い捨ての玩具として縁日や海辺の駄菓子屋で売られていた。また、江戸中期(※すでに元禄年間には)ごろには遊女が同様に使用していた様子も当時の風俗を記した絵巻などに散見される。古民具や骨董品の中には卵のうが持つ鼈甲琥珀にも似た褐色半透明で弾力があり加工しやすい材質を利用して、庶民のの装飾材料としてそのままの形状や加工品に用いられたものもまれに見かけられる。
  • 志摩市浜島磯体験施設「海ほおずき」 - 三重県志摩市の観光施設。
  • 海ほおずき The Breath - 日本と台湾の合作で1996年に公開された映画。監督は林海象
    • ビビアン・スー歌唱の同上映画のテーマソング。アルバム『天使・想(Xiang)』に収録。
  • 静岡県伊東市にあるレストランの名前。


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