流通・消費形態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 01:34 UTC 版)
当初は、白米や海苔は高価だったため富裕層のものだったが、近年はファストフード的なものとして、韓国はじめ世界各国の韓国人コミュニティーで作られたり販売されている。主食にも間食にもなる手軽なメニューとして、韓国内では広く流通し、幅広い層に消費されている。家庭では食卓に乗るメニューとしてより、遠足やハイキングなどの野外活動の弁当のメニューとして作られることが多い。屋台やコンビニエンスストア、高速道路のサービスエリア、登山客向け施設などでもキムパプは販売されている。駅や列車内では、駅弁の定番メニューとなっている。 また、韓国にはキムパプの専門チェーン店が存在する。1990年半ばにソウルの大学路で出店されたものが最初とされる。以降、1000ウォンの低価格で販売する店舗が現れ、競争が激化した。2000年代には50以上のチェーン店が展開され、市場規模は6000億ウォンとされた。大手のチェーン店には、キムガネ(김家네)、鐘路キムパプ(종로김밥)、キムパプ天国(김밥천국)、キムパプナラ(김밥나라)などがある。 韓国以外の国や地域[どこ?]では、朝鮮料理として限定的に流通している。
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