流行性ネコシャクシビールス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/01 00:31 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (ら-り)」の記事における「流行性ネコシャクシビールス」の解説
流行性ネコシャクシビールス(りゅうこうせいネコシャクシビールス)は、「流行性ネコシャクシビールス」(てんとう虫コミックス第6巻)などに登場。 試験管に入ったビールス。このビールスを培養しながらあることを言い聞かせ(「スカートはミニが流行る」など)、ある程度増殖したところで風に乗せ散布すると、その流行を流行らせることができる。ビールスの効果は強烈で、普通は絶対に流行りそうもないムチャクチャな流行でも浸透させることが可能で、老若男女を問わずまさに猫も杓子も流行に乗る。ただし生来の流行への感度でいささか効果に差が出ることもあるらしく、流行に鈍感なのび太は他の人達からビールスの効き目が切れた後にビールスにとりつかれ、流行遅れの格好で町を歩いて笑いものになった。 なお、マスクをしている者には効果がない。テレビアニメ第2作第1期「のび太のニューファッション」(1998年4月3日)では、風邪を引いたしずか以外がのび太が作った流行ファッションをしており、空き地にいたのび太・ジャイアン・スネ夫・出木杉に対して「いくら流行だからってそんな格好するなんてみんな大嫌い」と言われてしまい、のび太はまたしずかに嫌われる羽目になった。 当初はビールスの寿命は1日だったが、のちに第9巻「王かんコレクション」で登場したときは数日間延びている。テレビアニメ第2作第2期「王かんコレクション」(2005年6月17日放送)では、「流行性ネコシャクシウィルス」という名前になっている(ビールス"virus"はイタリア語やドイツ語風の読み)。「流行性ネコシャクシウイルス」(2014年7月11日放送)では、「流行性ネコシャクシウイルス」となっている。
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