流星・彗星・小惑星・太陽観測
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 09:20 UTC 版)
「スカルナテ・プレソ天文台」の記事における「流星・彗星・小惑星・太陽観測」の解説
スカルナテ・プレソ天文台には、初期から流星撮影用のカメラが備えられ、1950年までは、快晴夜は毎晩撮影が行われており、1945年12月のこぐま座流星群の突発的な大出現を記録したことで知られる。現在も、欧州火球ネットワーク(英語版)に参加し、流星の監視を行っている 彗星と小惑星の精密位置観測と測光観測は、スカルナテ・プレソ天文台で長年行われ、最も成果を上げた分野の一つである。1985年から1986年に行われた、ハリー彗星の国際共同観測にも参加し、そのデータは探査機のベガやジオットの軌道修正に用いられた。また、小惑星スロヴァキア(英語版)、タトリ(英語版)などが、スカルナテ・プレソ天文台で発見されている 太陽観測は、スカルナテ・プレソ天文台で最も早く始まった観測で、保管されたデータ量は、欧州の天文台で豊富な部類に入る。ロムニツキー・シュティート観測所ができた後も、スカルナテ・プレソでの太陽観測は続き、1970年代以降彩層の観測に力を入れたが、スタラ・レスナとロムニツキー・シュティートの太陽観測装置が充実したことで、太陽観測は行われなくなった。
※この「流星・彗星・小惑星・太陽観測」の解説は、「スカルナテ・プレソ天文台」の解説の一部です。
「流星・彗星・小惑星・太陽観測」を含む「スカルナテ・プレソ天文台」の記事については、「スカルナテ・プレソ天文台」の概要を参照ください。
- 流星・彗星・小惑星・太陽観測のページへのリンク