活線抜挿とは? わかりやすく解説

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ホットスワップ

別名:活線抜挿
【英】hot swap, hot swapping, hot plugging

ホットスワップとは、システム通電した状態のまま、外部機器などケーブル抜き差しや、パーツ交換をすることである。

通電した状態の電気回路で、配線切られたり新たな電気信号生じたりすると、故障する場合がある。そのため、故障回避するような配線ソフトウェアによる処理などの対策を取ることによってホットスワップが実現できる

パソコンにおいてはUSBメモリやプリンタケーブルなどがホットスワップに対応しているまた、ミッションクリティカル大型コンピュータ場合は、システム停止させることが業務的に難しいため、ハードディスクなどのパーツもホットスワップに対応している

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ホットスワップ

(活線抜挿 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/15 14:41 UTC 版)

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ホットスワップ: Hot swap)は、日本語活線挿抜(かっせんそうばつ)または活性挿抜とも表記され、電源を投入したまま脱着を行える構造を備えた機器の仕組みを言う。

ホットスワップに対応しない機器では、ハードウェアデバイスを新たに接続する場合や取り外す場合、電源を切断した状態で行わなければならなかった。通電中に脱着が可能な場合も、システム上で認識されるためには、脱着後に機器の再起動をしなければならなかった。ホットスワップに対応することによって、動作中のコンピュータにハードウェアやデバイスを接続すると、即座に認識し使用可能な状態になる。

本来は無停止コンピュータ等の為に開発された技術であるが、パーソナルコンピュータ周辺機器を接続する際に用いられるUSBIEEE 1394Serial Attached SCSIサーバ機のRAID構成ストレージPCI ExpressボードやPCカード等にも実装されている。

実際にホットスワップが正常に動作するためには、デバイス、インタフェースBIOSデバイスドライバOSの全てがホットスワップに対応している必要がある。

稼動しているOS自体を格納したストレージ(システムパーティションとも言う)は、ほとんどの場合ホットスワップできず[要出典]、無理に着脱するとOS稼動停止となる。

シリアルATA

シリアルATAはホットスワップに対応した規格である。実際にホットスワップを行うには、ホットスワップに対応したインタフェース(マザーボードまたはインタフェースカード)、電源ケーブル(一部には未対応品あり)が必須となる。

OS側との調整には、サードパーティーソフトウェアが必要となる場合がある。

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