洋式便器型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 23:13 UTC 版)
介護などに用いられる。通常のトイレと近い形のため、比較的違和感が少ない。キャンプへ行ったときや災害時などに仮設トイレとして使うのに向いており、頑丈である。汚物タンクにためておいた排泄物をトイレに捨てる形式が一般的であるが、微生物の働きで排泄物を分解してしまい処理の手間を省いた製品も存在する。また、製品によってはソファー、椅子をモチーフにした家具調タイプの物も販売されており、部屋の雰囲気を壊さない、家具としても使えるという長所がある。 主にキャンプ用として簡易水洗タイプのものもあり、便器の上部が洗浄水タンクで下部が汚物タンクの構造となっており、内容物を捨てるときは汚物タンクに専用のパイプを用いて簡単に便器に捨てることができるようになっている。 災害用としては上記のミニおまる同様に組み立て式のものがあり、段ボール製の便器に特殊なビニール袋を入れて、袋の中に処理剤を入れて使用する。袋を交換すれば何度でも使用できるほか、洋式便器に袋と処理剤を入れて使用できるものもある。
※この「洋式便器型」の解説は、「ポータブルトイレ」の解説の一部です。
「洋式便器型」を含む「ポータブルトイレ」の記事については、「ポータブルトイレ」の概要を参照ください。
- 洋式便器型のページへのリンク