家具調とは? わかりやすく解説

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家具調

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 06:03 UTC 版)

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『RADIO NEWS』の表紙(1928年)
家具調ステレオとも呼ばれた「セパレート型ステレオ

家具調(かぐちょう)とは、デザインの一つの呼称。天然木もしくは化粧合板などによる木目調が用いられるのが特徴。

家電製品

家電製品においては、家具調テレビが、まず挙げられる。

1965年(昭和40年)10月に発売された松下電器産業(現・パナソニック)の「嵯峨」は、家具調テレビの典型として、その後の他社のデザインにも影響を与えたとされている[1][2][3]

かつて、木(茶色系)を用いていたものが主流だった時期は、「ホワイトグッズ(白物家電)」に対して、テレビなどは「ブラウングッズ」という呼び方もされたという[4]。白物でも、炊飯器冷蔵庫には、木目調が取り入れられたものも一部あった[5]

こたつ

社団法人日本家具工業連合会によると、家具調こたつに、定義はないという。一年中テーブルとしても活用できるものが対象となることが多いが、その中でも「デザイン性の高いテーブル」や「木製であるもの」を、メーカーや販売店などが独自の基準で呼んでいるのが現状とのこと[6]

参考文献

脚注

  1. ^ 三洋電機の「日本」「薔薇」、東芝の「名門」、シャープの「歓(よろこび)」、三菱電機の「高雄」、NECの「太陽」などがその一例。
  2. ^ 増成和敏 2010, p. 70.
  3. ^ 『G マーク40年スーパーコレクション』(日本産業デザイン振興会,1996)p21
    『テレビ We are TV's children』(伊藤俊治,INAX 出版,1988)
    『図説 東京流行生活』(新田太郎,河出書房新社)p.143
  4. ^ 20 世紀後半~現在まで・日本の流行色の変遷
  5. ^ 増成和敏 2010, p. 101-102.
  6. ^ 「家具調こたつ」というあいまいな名前について - エキサイトニュース(Excite Bit コネタ)

関連項目

外部リンク


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