沖縄切手の発行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 03:54 UTC 版)
1948年7月1日から、独自デザインと「琉球郵便」表示による切手が発行されるようになった。4種類のB円によるもので、各群島政府に配布された。1951年に4つの群島政府をまとめて琉球臨時政府を置くと、郵便事業をまとめる琉球郵政庁を設立、1952年4月1日に琉球政府が成立すると、郵便は琉球政府の管轄となり、その後は「琉球郵便」の文字の入った琉球切手が発行された。 1958年にB円が廃止され、通貨が米ドルに変更されると琉球切手もドル表記となり、大半が3セントまたは1.5セントで発行された。 琉球切手の意匠は、スタンプや官製葉書を含め、大半が沖縄在住の画家やデザイナーにより作られた。沖縄独自の文化を反映したデザインであることから、年が経つにつれて人気が高まり、外貨獲得にも大きな役割を果たした。
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