氷河期世代の社会問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 06:29 UTC 版)
詳細は「団塊ジュニア」および「ポスト団塊ジュニア」を参照 就職活動が長期化するうちに引きこもり状態になってしまったものもいる。労働力調査基本集計及び詳細集計(2018年平均)のによると、就労せず、家事も通学もしていない者が約40万人(35歳〜44歳人口の2.4%)にのぼる。また、氷河期世代の職が不安定であったことによって、未婚化・晩婚化が起き、20代の出産の減少と30代の出産の増加により分散されている。2006年から2008年にかけて合計特殊出生率を増加させた一因として、氷河期世代である団塊ジュニアの出産がある。 1980年代前半生まれは、収入に見合った消費をしない心理的な態度を持っていることから「嫌消費世代」とも呼ばれる。生活を65歳以上になった親の年金に依存するパラサイト・シングルもおり、親子の年齢から当初は「7040問題」とも呼ばれていたが、そのまま10年が経ち「8050問題」と呼ばれるに至った。
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