氷河期世代の前後の世代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 06:29 UTC 版)
「就職氷河期」の記事における「氷河期世代の前後の世代」の解説
氷河期世代の前の世代であるバブル世代(1963年4月2日~1971年4月1日生まれ)も、団塊ジュニアの高卒者と同様に、1997年のアジア通貨危機や1999年の産業再生法施行後による人員削減により不安定雇用に追い込まれた者も少なくない。 氷河期世代の後の世代(大卒者の場合は1983年4月2日以降生まれ、高卒者の場合は1987年4月2日以降生まれ)は、リーマンショック後及び東日本大震災後の一時期を除き売り手市場が続いており、団塊の世代(1947年4月2日~1950年4月1日生まれ)が全員65歳以上になったのもあり、2018年3月の大卒の就職率(卒業者のうちの就職者の割合)は77.1%と、バブル期並みの就職率となっている。 しかし、2020年に入ると新型コロナウイルス感染症の流行による経済・雇用環境の悪化に伴い、2021年新卒者の就職環境はそれまでの売り手市場から一転して、前年に比べ求人倍率や就職内定率が大幅に低下しており、新たな就職氷河期の再来が懸念されている。 「コロナ禍」も参照
※この「氷河期世代の前後の世代」の解説は、「就職氷河期」の解説の一部です。
「氷河期世代の前後の世代」を含む「就職氷河期」の記事については、「就職氷河期」の概要を参照ください。
- 氷河期世代の前後の世代のページへのリンク