水道管の凍結
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 13:39 UTC 版)
寒冷地などでは水道管等の装置が凍結しないよう対策を施す必要がある。気温がおよそ4度以下にまで下がると水道管の凍結や破裂が発生するおそれがある。 水抜法管路に設置した水抜管や弁(不凍栓など)を使って水自体を抜いておく方法(水抜き、水落とし)。 加熱法管路に電熱ヒーター(凍結防止ヒーターや自己温度制御形凍結防止ヒーター)を巻いておく方法。電気代や点検・部品交換等のコストがかかる。 保温法管路に保温材を巻いておく方法。短時間の外出等には有効だが、保温には限界があり気候条件にも左右されるため特に厳寒時の対策としては効果を期待できない場合がある。 流動法管路に水がとどまらないよう水を出したまま流れる状態にしておく方法。水道代がかかる方法で特に水圧の高い地域では水道使用量が多くなるという欠点がある。気候条件にも左右されるため効果を期待できない場合があるほか、厳寒時には水を流した排水溝が凍結して溢れ出すおそれもある。
※この「水道管の凍結」の解説は、「水道管」の解説の一部です。
「水道管の凍結」を含む「水道管」の記事については、「水道管」の概要を参照ください。
- 水道管の凍結のページへのリンク