水の妖精とは? わかりやすく解説

水妖

(水の妖精 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/08 08:19 UTC 版)

ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスオンディーヌ

水妖(すいよう、みずあやかし)とは、などに水辺に住む妖精妖怪怪物のこと。

water maid(水の乙女)という異名があるようにウィンディーネローレライ(一般的には淡水に住む者とされるが、マーメイドセイレンなど海に住む者を含む場合もある)など美しい女性の姿をしていることが多く、その美貌と美しい歌声で若い男性を誘って海に沈めたり、乗船を難破させたりすると考えられている。

ただし、世界には様々な水妖が存在し、ヨーロッパにおける水妖の祖とされているギリシア神話プローテウスも普段は男性の姿であったとされており、日本河童も水妖の一種である。日本の古典『今昔物語集』では、池の近くに身長約3尺(約90センチメートル)の老人が現れ「水の精(みづのたま)[1]」と名乗る話がある[2]。また、の姿で出没するものも存在する。

脚注

  1. ^ 『図説 日本妖怪大全』(ISBN 978-4-06-256049-8)などの水木しげるの著書では「水精の翁(すいせいのおきな)」の名で記述されている。
  2. ^ 著者不詳 著「冷泉院水精成人形被捕語第五」、馬淵和夫・国東文麿・稲垣泰一校中・訳 編『今昔物語集』 4巻、小学館〈新編 日本古典文学全集〉、2002年、31-33頁頁。ISBN 978-4-09-658038-7 

関連項目


水の妖精(みずのようせい)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 00:59 UTC 版)

アクア (ARIA)」の記事における「水の妖精(みずのようせい)」の解説

小説版でのキーとなるオペラ。マンホームのヴェネツィア水没する寸前書かれ公演前日劇場水没してしまったため、資料散り散りになるなど、まさしく幻の作品となってしまった。

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