民本と易姓革命とは? わかりやすく解説

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民本と易姓革命

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 04:55 UTC 版)

鄭道伝」の記事における「民本と易姓革命」の解説

鄭道伝は『朝鮮経国典』で「民は至って弱きものなり。されど力を以ってこれを怯えさせることはできぬ。(民は)至って愚かなり。されど智を以ってこれを欺くことはできぬ。即ちその心を得て心服させるべし。その心を得られなければ民はすぐ去ってゆく」(下民至弱也。不可以力劫之也。至愚也。不可以智欺之也。得其心則服之。不得其心則去之)と言い、民こそが国の根本であり政治を行う王や士族は民のために存在するものとした。またこれはそのまま王として役目果たさず人民苦しめ暴君討ち人徳のある君主立てるべきだという易姓革命にも通じ朝鮮王朝創建理論的な土壌作った。しかしこれは「忠臣二君仕えずと言う儒教教えに背くものであり、鄭道伝は師の李穡師弟李崇仁・親友鄭夢周など多く保守派士大夫から敵対される結果となった。また彼は著作の中で百姓隠者の口を借り形式取り人民保護という自分任務全うせず私腹を肥やす役人理屈ばかりを口にし聖賢教え実践しない腐敗した儒者激しく批判している。

※この「民本と易姓革命」の解説は、「鄭道伝」の解説の一部です。
「民本と易姓革命」を含む「鄭道伝」の記事については、「鄭道伝」の概要を参照ください。

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