比喩などから帝国と呼ばれる国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 18:10 UTC 版)
「帝国」の記事における「比喩などから帝国と呼ばれる国」の解説
ハプスブルク帝国 - 近世から近代におけるハプスブルク家による比喩的な帝国。後にオーストリア帝国、オーストリア=ハンガリー二重帝国を形成する。 アンジュー帝国 - 中世フランス王国のアンジュー伯だったプランタジュネ家のアンリが父母からの相続や自らの結婚によって、ノルマンディー公、アキテーヌ公、イングランド王などとなって広大な領土を手にしたことから、彼とその子孫(イングランド・プランタジネット朝)の所領の総称をこう呼ぶことがある アメリカ合衆国 - 冷戦期、東側諸国を除く全世界のほとんどに政治的・軍事的・経済的影響力を及ぼした。しばしば批判的に「アメリカ帝国(米帝)」と呼ばれる。 ソビエト連邦 - 冷戦期、東側諸国に政治的・軍事的影響を及ぼした。中ソ対立時に「社会帝国主義」と呼ばれ、西側からは批判的に「ソビエト帝国」「赤い帝国」と呼ばれた。レーガン大統領は「悪の帝国」と呼んだ。ソビエト連邦の崩壊以降、ソビエト帝国は死語となった。 ロシア連邦 - ウクライナ、中央アジア諸国など近隣諸国を勢力下に置こうとする政策から帝国と呼ばれることもある。 中華人民共和国 - 改革開放以降経済的な台頭、軍事力の増長により日本および周辺諸国に対する外交姿勢から帝国(中華帝国)と呼ばれることがある。ソ連と同様に「赤い帝国」と呼ばれることもある。
※この「比喩などから帝国と呼ばれる国」の解説は、「帝国」の解説の一部です。
「比喩などから帝国と呼ばれる国」を含む「帝国」の記事については、「帝国」の概要を参照ください。
- 比喩などから帝国と呼ばれる国のページへのリンク