武蔵山口氏とは? わかりやすく解説

武蔵山口氏(村山党)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 05:04 UTC 版)

山口氏」の記事における「武蔵山口氏(村山党)」の解説

武蔵山口氏(むさし やまぐちし)は、桓武平氏流れをくむ武蔵七党村山党から派生した支族であり、平安時代末期から戦国時代にかけて武蔵国入間郡山口現在の埼玉県所沢市山口)を領した。なお、武蔵国には横山党から派生した山口氏もある。 武蔵国多摩郡村山現在の東京都武蔵村山市)を領した平頼任村山党の祖となり、その孫の家継入間郡山口住み山口名乗ったのが始まりである。代々山口城在した。 保元の乱では村山党金子家忠仙波家信と共に山口六郎源義朝に従う。 承久の乱では山口兵衛太郎負傷負っている。 山口高清の代に武蔵平一揆河越氏の側につき、鎌倉公方足利氏満の上顕に攻められ山口城落城その後永徳3年1383年)、南朝力を得た高清の子山口高治は、祖父山口高実とともに再び兵を挙げ氏満と戦った敗北し山口城火を放ち自害し果てた。高治の子山口高忠上杉氏仕えその後上杉氏没落する後北条氏仕えた後北条氏滅亡後子孫山口大善徳川氏仕えた

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