正野谷桟橋とは? わかりやすく解説

佐田岬砲台

(正野谷桟橋 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/24 13:52 UTC 版)

佐田岬砲台(さだみさきほうだい)は、愛媛県西宇和郡伊方町正野にあった大日本帝国陸軍の砲台[1]佐田岬半島先端部に位置し、高島砲台、関崎砲台、丹賀砲台、鶴見崎砲台などともに、豊予要塞を構成する砲台として、豊予海峡の防備のため1924年より整備され[2][3]、岬の先端3kmは事実上砲撃基地となった[4]。1945年終戦により廃止された。戦後長く放置されていたが、2017年になり一部が観光用に整備された[5]


  1. ^ a b c d 歴史の証人 戦争遺跡 愛媛新聞 2015年08月02日 ジュニアえひめ ピントW (全1,807字)
  2. ^ a b c d e f g h (戦争遺跡を訪ねて:1)佐田岬砲台 火を噴くことなく敗戦 /愛媛県 朝日新聞 2016年08月15日 大阪地方版/愛媛 21頁 愛媛全県 写図有 (全1,058字)
  3. ^ [情報ランド]戦跡、慰霊碑 2001年07月11日 読売新聞 東京朝刊 20頁 写有 (全6,889字)
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 突貫工事 負の歴史(眠る砲台跡 佐田岬半島から:1)/愛媛 朝日新聞 1999年08月15日 大阪地方版/愛媛 29頁 愛媛 写図有 (全1,386字)
  5. ^ a b c d e 愛媛)佐田岬灯台望む展望台など整備 砲台跡にレプリカ 朝日新聞 2017年4月3日03時00分 2017年11月14日閲覧
  6. ^ a b c 漂流米兵 弾撃てず(眠る砲台跡 佐田岬半島から:8) /愛媛 朝日新聞 1999年08月24日 大阪地方版/愛媛 21頁 愛媛 写図有 (全860字)
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m 忠魂碑 犠牲者の名刻む(眠る砲台跡 佐田岬半島から:6)/愛媛 朝日新聞 1999年08月21日 大阪地方版/愛媛 29頁 愛媛 写図有 (全727字)
  8. ^ a b c d e 旧正野谷桟橋 文化遺産オンライン 2017年11月13日閲覧
  9. ^ google street view 奥の廃屋が弾磨き鍛造所 2017年11月13日閲覧
  10. ^ 車軸など50点 伊方町教委 佐田岬の御籠島 砲台跡から大砲一部 2016年6月23日(木)(愛媛新聞)


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正野谷桟橋

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佐田岬砲台」の記事における「正野谷桟橋」の解説

1926年第2砲台建設のために正野谷桟橋という軍用桟橋第2砲台北側海岸設けられた。桟橋長さ50m、幅5m規模総延長は73m。第1・第2砲台分解して搬出する際にも使用された。24本の円柱を海に建て、その上に鉄筋コンクリート製で桟橋築かれている。陸地側は緑泥変岩を積み上げた石垣による桟橋になっている両者接続部分には花崗岩配置されている。地元住民は「軍艦波止」と呼んでいる。県道256号から正野谷に沿って北側500m歩道下った海岸にある。

※この「正野谷桟橋」の解説は、「佐田岬砲台」の解説の一部です。
「正野谷桟橋」を含む「佐田岬砲台」の記事については、「佐田岬砲台」の概要を参照ください。

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