歌詞テロップと「コンプラ」表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 14:19 UTC 版)
「フリースタイルダンジョン」の記事における「歌詞テロップと「コンプラ」表示」の解説
バトル中の歌詞は全て文字起こしされ、テロップを付けて放送されている。歌詞は番組のADが一度文字に書き起こし、それを出演者自身にチェックしてもらっている。演出の岡田純一は、「テロップはマイクから言葉が出るような表現にしている」とこだわりを語っている。番組開始当初スタッフは、「歌詞にテロップを付けるかどうか」と悩んだらしいが、「テレビなのでわかりやすく」と割り切りテロップを表示させることを決断したという。 また、放送上不適切な内容が含まれる場合は該当箇所の音声がカットされ(バトルビートのみになる)、その部分のみ字幕はコンプラという表示に差し替えられる。 通常、放送にふさわしくない単語については「ピー音」を流すのが慣例であったが、番組で審査員も務めるKEN THE 390は「ピー音では、その言葉を言った人が悪く映ってしまう。それを「コンプライアンスにより流せませんでした」と説明することで「テレビ側の都合」というニュアンスが出て、発言者の責任が薄まる」とし、この表示により出演者が発言内容を気にする必要が少なくなるという利点を指摘している。この「コンプラ」表示は構成作家の鈴木おさむの発案であり、「『コンプラ』って言葉はすごい発明だ」と多くの人から誉められたという。
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