橋本久美子_(首相夫人)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 橋本久美子_(首相夫人)の意味・解説 

橋本久美子 (首相夫人)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/31 05:23 UTC 版)

はしもと くみこ

橋本 久美子
1996年4月16日、迎賓館の池のコイにえさをまく
生誕 中村 久美子(なかむら くみこ)
(1941-11-27) 1941年11月27日(83歳)
日本 東京府
国籍 日本
出身校 聖心女子学院初等科・中等科・高等科卒業
聖心女子大学文学部卒業
職務 内閣総理大臣夫人
配偶者 橋本龍太郎(1966年 - 2006年)
中村久次(父)
親戚 渋沢栄一(高祖父)
阪谷朗廬(高祖父)
立花種道(高祖父)
大久保教義(高祖父)
伊藤軍兵衛(高祖父)
加納久宜(曾祖父)
中村雄次郎(曾祖父)
阪谷芳郎(曾祖父)
阪谷琴子(曾祖母)
加納久朗(祖父)
中村貫之(祖父)
橋本岳(二男)
テンプレートを表示

橋本 久美子(はしもと くみこ、1941年11月27日 - )は、日本の第8283内閣総理大臣である橋本龍太郎社会福祉法人日本介助犬協会・会長[1]

経歴

東京府生まれ。子爵加納久朗の次男で、サンウエーブ工業の社長などを務めた中村久次の長女[2]。日本資本主義の父と呼ばれる実業家・渋沢栄一の玄孫。

戦時中は静岡県駿東郡御殿場町神奈川県三浦郡葉山町疎開していた。終戦後、最初は麻布の実家から近い東洋英和女学院小学部に通っていたが、小学校5年の時に聖心女子学院初等科編入した。そのまま大学まで一貫して聖心女子学院に学び、聖心女子大学では英文学を専攻した[3]。大学在学中は女子テニス部の主将として活躍し、大学3年生の時には関東学生テニス選手権大会女子ダブルスで優勝した[4]。1964年3月に同大学を卒業後、東京オリンピック選手村電話交換手アルバイトをした[3]

1966年(昭和41年)、当選して1回である衆議院議員橋本龍太郎と結婚する。なお、龍太郎と初めて会ったのは小学校高学年の時である。母方の祖母・八重子の死後、残された祖父・中村貫之が、龍太郎の継母・正(まさ)の姉である章(あや)と再婚したため(章と正はそれぞれ若宮貞夫の三女・四女)、血縁関係はないが遠い親戚となって時々遊ぶようになったという。その後、縁談が勝手に進められ仕方なく初デート当日を迎えることとなり、友達に会いに行くような感覚で「久しぶり」と再会を果たす。帝国ホテルで食事をした後、映画館で『愛情物語』を鑑賞したという[3]

これまでに日本・ラテンアメリカ婦人協会会長、国際なぎなた連盟会長、社会福祉法人日本介助犬協会会長、表千家同門会岡山県支部長[5]などを歴任。2007年平成19年)には産経新聞出版より『夫 橋本龍太郎:もう一度「龍」と呼ばせて』を出版[6]

著書

脚注

  1. ^ 「新たな一歩へ」 日本介助犬協会が30年周年記念式典」『福祉新聞WEB』2025年3月23日。2025年5月31日閲覧。
  2. ^ 竹内正浩『「家系図」と「お屋敷」で読み解く歴代総理大臣 昭和・平成篇』(実業之日本社、2017年)p.295
  3. ^ a b c 総理夫人の愛の讃歌【橋本久美子】”. 公 研 (2022年9月1日). 2022年10月30日閲覧。
  4. ^ 産経新聞社の本”. 紀伊國屋書店. 2021年3月17日閲覧。
  5. ^ 「支部長退任のお知らせ」『同門』(644):2025.3, p.31
  6. ^ 橋本, 久美子”. CiNii Books Author. 2021年3月17日閲覧。
先代
村山ヨシヱ
内閣総理大臣夫人
1996年1月11日 - 1998年7月30日
次代
小渕千鶴子



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  橋本久美子_(首相夫人)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「橋本久美子_(首相夫人)」の関連用語

橋本久美子_(首相夫人)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



橋本久美子_(首相夫人)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの橋本久美子 (首相夫人) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS