橋掛人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 07:21 UTC 版)
柳次 演 - 津川雅彦 反物担ぎの行商人。売り上げはあまり無く、仲間内との博打で稼ぐことが多い。かつては裏の世界で名の通った橋掛人だったが、娘のお咲のために足を洗っていた。 多助が残した「十三の依頼」のみを受けるという条件で、橋掛人に復帰する。 橋掛人としてのプライドは非常に強く、しばしば激情のままに動く新吉と反発し合う。家庭では後妻のお紺に惚れており、明るい内から身体を求めようとする。その一方で、一人娘のお咲も大事にしており、お咲とお紺の不和に悩みつつ、関係改善のために奔走する。 新吉 演 - 宅麻伸 鳥刺し。一匹狼の多助配下の橋掛人。設定年齢は29歳。無口な性格の青年だが血気にはやる面を持ち、冷静沈着な柳次と衝突することが多い。 おくら 演 - 萬田久子 瓦屋根職人で、松の妻。元は多助配下の橋掛人。頼りない亭主の松の人柄に惚れており、彼が標的に捕えられた時は「私たちは二人で一人」と柳次たちの前で述べる場面があり、夫婦の絆は強い。 松 演 - 斉藤清六 瓦屋根職人で、おくらの亭主。夫としては頼りなく、失敗も多いが、おくらは松の人柄に惚れている。殺しはせず、主に情報収集と、おくらのサポートを務める お光(春光尼) 演 - 西崎みどり 瑞観寺の尼僧。父の多助の死を受け、それまで無縁だった裏稼業へ足を踏み入れ、橋掛人の元締となる。 当初は依頼の金を受け取ろうとせず、おくらから注意を受けるなど、裏稼業のことについては全く知らなかったが、父の残した依頼を片付けるために奔走する。 なお『必殺シリーズ』の歴代元締の中で最年少である。また危機的な状況に陥っても自身は殺しは行う事はしない珍しいケースの元締めである。
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