橋廻り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/16 08:01 UTC 版)
「橋廻り同心・平七郎控」の記事における「橋廻り」の解説
正式には定橋掛(じょうばしがかり)。町奉行所の中で、江戸に125ある橋やその下を流れる川を管理する部門。南北奉行所で、それぞれ与力1騎、同心2名が担当している。 縦横に水路が張り巡らされ、多くの橋が存在した江戸では、橋廻りは重要な仕事のはずだが、本作品中では奉行所内で閑職と認識されており、年老いたり問題を抱えたりしてお役御免寸前の与力・同心が就く部門である。十手でなく木槌(長さ8寸、頭部の直径1寸の樫の槌)を手にして橋桁や欄干などを叩いて回る姿が、定町廻りなど捜査部門の同心たちには馬鹿にされがちである。
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