樺太庁鉄道移管車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/15 07:18 UTC 版)
樺太(現・サハリン)の樺太庁鉄道が、1943年に樺太庁から鉄道省に移管されて樺太鉄道局となったことに伴い、鉄道省籍を得た気動車群である。一般の私鉄買収とは異なるが、類似例として列記する。形態はキハ2000形は鉄道省キハ41000形の一端に荷物室を設置したもの、他は北九州鉄道ジハ50・60と同形車体の一端に荷物室を設置したものとなっている。 これら移管車両のうち、1945年のソビエト連邦による樺太侵攻後も残存した車両については、ソ連側により引き続きサハリンの鉄道で使用され、一部は1990年代まで用いられていた。 キハ2000形 キハ2100形 キハ2200形 キハ2300形
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