樺太庁鉄道トラ3500形
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樺太庁鉄道トラ3500形は、1942年(昭和17年)度(落成は1943年(昭和18年)3月)に、日本車輌製造支店で40両(トラ3500 - トラ3539)が製造された同形車である。自動連結器の高さが700mmとトラ6000形に比べて180mm低いのみである。これらは、樺太に送られる前の短期間、内地の鉄道で使用された。樺太に送られた38両は、敗戦による樺太喪失により除籍され、内地には2両が残ったが、1両が特別廃車により、1両が1954年(昭和29年)に更新修繕のうえトラ6000形に編入され、消滅した。
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