標的型攻撃・APT攻撃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 00:59 UTC 版)
「サイバーセキュリティ」の記事における「標的型攻撃・APT攻撃」の解説
詳細は「標的型攻撃」および「APT攻撃」を参照 標的型攻撃は、2010年ころからサイバーセキュリティにおいてトレンドとなった攻撃手法で、それ以前の不特定多数を狙った攻撃と違い、特定の組織、人、これらの持つ重要情報等を標的とした攻撃である。したがって攻撃の標的となる組織固有の情報(組織構成、事業内容、システム構成等)を事前に入手し、これを利用して攻撃を仕掛ける事も多い。 APTは標的型攻撃の一種に分類される事が多い攻撃形態の一分類であり、「先進的で(Advanced)」「執拗な(Persistent)」「脅威(Threat)」を指す 。その特徴は「特定の相手に狙いを定め、その相手に適合した方法・手段を適宜用いて侵入・潜伏し、数か月から数年にわたって継続する」ことである。想定される攻撃者としては国家スパイ、産業スパイ、犯罪組織、競合他社、ハクティビスト、国家が後押しする団体などがある。 またAPTでは明確な長期目標に基づく作戦行動のような活動が見られ、このような作戦活動を攻撃キャンペーンという。また攻撃キャンペーンは複数個の「一連の攻撃行動(オペレーション)」に分割できる。
※この「標的型攻撃・APT攻撃」の解説は、「サイバーセキュリティ」の解説の一部です。
「標的型攻撃・APT攻撃」を含む「サイバーセキュリティ」の記事については、「サイバーセキュリティ」の概要を参照ください。
- 標的型攻撃APT攻撃のページへのリンク