楽曲コンペティションからデビューまで
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「高橋秀幸」の記事における「楽曲コンペティションからデビューまで」の解説
2004年から、高橋の勤務する会社は「スーパー戦隊シリーズ」の楽曲コンペティションに楽曲を応募し、高橋は上司の鈴木が作曲した同コンペティション用楽曲の仮歌を担当する。諦めきれない歌手への思いから仮歌にとても力を入れ、特に、元々特撮作品やヒーローソングを好んでいたため、同コンペティション用楽曲の仮歌には気合いが入っていた。 2007年、コロムビアミュージックエンタテインメント内では、楽曲コンペティションにより「スーパー戦隊シリーズ」第32作の主題歌として岩崎貴文による楽曲が決定した。主題歌歌手は同コンペティションで集まった楽曲の仮歌歌手も候補に挙がり、高橋にオーディションの声がかかる。 同年秋、面接を経てスタジオオーディションに合格し、同主題歌歌手としてデビューが決定した。コロムビアミュージックエンタテインメントの担当プロデューサーは、高橋を起用した理由を次のように語っている。 「これまで自分がやってきた中で、パンチがある、もしくは爽やか系のアーティストはいたのですが、いわゆる歌謡曲をしっかりと歌い上げられる声質の人がいなかった。仮歌で聴いた彼の声には、そうした魅力を感じました」 — 八木仁、「検証・Project.R」『東映ヒーローMAX』Vol.25、辰巳出版、 48頁。 レコーディング前のスタジオ練習では当初、「力強く」、「熱く」歌っていたが、ディレクターから求められていたのはクロマチック・ラン奏法を多用した軽快なサウンドに合った「爽やかで軽快」な歌い方であり、まだ自分の中の引き出しにはない歌唱法だったため、苦労したと振り返っている。
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