椿井政隆の花押
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 22:56 UTC 版)
花押(押印)は自著の代りに書く記号で、個人の表微として文書に証拠力を与える目的で記される。他人の模倣・偽作を防ぐため様々な工夫が凝らされた。椿井政隆のものと考え得る花押やその筆写であるが、山地悠一郎「南朝諸録要諦」にて影印された「南山雲錦拾要」の巻末には、應龍の署名と花押、明治29年謄写したとの記載と吉野宮社務所の角印が押印されている。京都府綴喜郡井手町西福寺の「摩尼遍照山西福教寺来縁巻」にも椿井南龍堂廣雄の花押がみえる。後述の山城町上狛の小林家住宅の「小林氏居宅図」では「椿井政隆」の署名と花押がみえる。
※この「椿井政隆の花押」の解説は、「椿井文書」の解説の一部です。
「椿井政隆の花押」を含む「椿井文書」の記事については、「椿井文書」の概要を参照ください。
- 椿井政隆の花押のページへのリンク