検非

隠語大辞典

検非

読み方：げび

1. 犬ノ吠ユルコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・岩手県〕
2. 犬、又犬が吠ゆる事。又、一般警官をも云ふ。「けんぴ」（※「けんぴ」か）参照。
3. 犬、又犬が吠ゆること。又一般警察官のことをいう。

分類 岩手県

検非

読み方：けんぴ

1. ①見張。②犯罪の密告者又はこれに類するもの。「検非違使」よりきたもの。又「犬」のことをいうこともある。

検非

読み方：けんび，けんぴ

1. 密告スルコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・岡山県〕
2. 犯罪密告者－刑事巡査ノ補助タル諜者。〔第二類　人物風俗〕
3. 犯罪密告者其他之に類する者を云ふ。検非違使よりか又犬をも云ふ。
4. 密告。可部　不良仲間。

分類 不良仲間、岡山県

検非

読み方：けんび，けんぴ

1. 探偵ノコトヲ云フ。〔第五類　官吏及官舎之部・三重県〕
2. 探偵スルコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・島根県〕
3. 探偵吏ノコトヲ云フ。〔第五類　官吏及官舎之部・鳥取県〕
4. 巡査ノ手先ノコトヲ云フ。〔第五類　官吏及官舎之部・島根県〕
5. 犯罪又ハ被告人、犯罪ニ関スル一般証憑捜索蒐集。〔第四類　言語動作〕

分類 三重県、島根県、鳥取県

検非

読み方：けんぴ

1. 犬ノコトヲ云フ。〔第九類　動物之部・大阪府〕
2. 犬ノコトヲ云フ。〔第九類　動物之部・岐阜県〕
3. 犬ノコトヲ云フ。〔第九類　動物之部・宮城県〕
4. 犬ノコトヲ云フ。〔第九類　動物之部・福島県〕
5. 犬ノコトヲ云フ。〔第九類　動物之部・岩手県〕
6. 犬ノコトヲ云フ。〔第九類　動物之部・福井県〕
7. 犬ノコトヲ云フ。〔第九類　動物之部・島根県〕
8. 犬ノコトヲ云フ。〔第九類　動物之部・岡山県〕
9. 犬ノコトヲ云フ。〔第九類　動物之部・山口県〕
10. 犬ノコトヲ云フ。〔第九類　動物之部・熊本県〕
11. 犬ノコトヲ云フ。〔第九類　動物之部・福岡県〕
12. 犬ノコトヲ云フ。〔第九類　動物之部・大分県〕
13. 犬。〔第七類　雑纂〕
14. 犬を云ふ。
15. 犬。中津　博徒、不良虞犯仲間。
16. 犬、密告者。犬の皮から。〔香〕

分類 博徒、不良虞犯仲間、大分県、大阪府、宮城県、山口県、岐阜県、岡山県、岩手県、島根県、熊本県、犯罪者／露天商人、福井県、福岡県、福島県、香

検非

読み方：けんぴ

1. 見張を云ふ。

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「検非」の例文・使い方・用例・文例

• 検非違使という官職の人
• 平安時代において,検非違使庁という役所
• 検非違使庁という役所の長官
• 放免という昔の検非違使庁の最下級の役職
• 放免という昔の検非使庁の最下級の役職の人