植物の「ねばねば成分」の呼称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 05:58 UTC 版)
「ムチン」の記事における「植物の「ねばねば成分」の呼称」の解説
英語ではムチン(Mucin)は動物粘液を指し、植物粘液はムチレージ(Mucilage)と呼ぶ。 日本では山芋やオクラ、モロヘイヤ、ツルムラサキなどの「ねばねば成分」(植物粘液)もムチンと称されてきたが、2019年、ムチンの研究者である丑田公規はこれについて「誤った用法」とし、 1928(昭和3)年以降,山芋だけでなく,植物全般にムチンは存在しないと学術的に結論付けられているのが現状である. と生物工学会誌で指摘。 2020年、日本食品科学工学会は『食品工業辞典』(日本食品工業学会編、昭和54年第1版発行)のムチンの解説を 動物より分泌される粘質物一般をいう。 に訂正するとの「お知らせ」を公式サイトに掲示した。
※この「植物の「ねばねば成分」の呼称」の解説は、「ムチン」の解説の一部です。
「植物の「ねばねば成分」の呼称」を含む「ムチン」の記事については、「ムチン」の概要を参照ください。
- 植物の「ねばねば成分」の呼称のページへのリンク