植物のPARP1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 09:34 UTC 版)
植物にも動物のPARP1とかなり類似したPARP1が存在し、DNA損傷、感染やその他のストレスに対する応答時のポリADPリボシル化の役割の研究が行われている。興味深いことに、シロイヌナズナArabidopsis thalianaでは(そしておそらく他の植物でも)、DNA損傷や病原性細菌に対する防御応答においてPARP1よりもPARP2がより大きな役割を果たしている。植物のPARP2の調節ドメインと触媒ドメインにはPARP1と中程度の類似性しか存在せず、また植物や動物のPARP1にはジンクフィンガー型DNA結合モチーフが存在するのに対し、PARP2のN末端にはSAP DNA結合モチーフが存在する。
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