森 健とは? わかりやすく解説

森健

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/05 00:04 UTC 版)

森 健(もり けん、1968年1月29日[1] - )は、日本のライタージャーナリスト

来歴

東京都八王子市生まれ、神奈川県相模原市育ち。神奈川県立相模原高等学校早稲田大学法学部卒業。大学在学中の1990年からライターとして活動を開始する。1991年春からは講談社科学雑誌Quark』や経済雑誌『NEXT』、ニュース写真雑誌『Views』の専属記者として活動、1995年からはフリーランスのライターとして活動している。2012年、『『つなみ』の子どもたち』『つなみ 被災地のこども80人の作文集』で第43回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。2015年、『小倉昌男 祈りと経営』で第22回小学館ノンフィクション大賞受賞。2017年、『小倉昌男 祈りと経営』で、大宅壮一ノンフィクション賞からリニューアルした第1回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞受賞。

現在では、主に教育問題サイエンス方面、とりわけインターネットを筆頭とする情報技術(IT)関連の記事や書籍を数多く執筆している。特に、近年では次世代の情報技術として注目を集めているWeb 2.0について言及している。

2012年12月、有料メルマガ配信サービス「foomii」より、有料メルマガ「森 健の『ニュースを解く読書』 Dive Into Books with News」を配信すると発表した。毎日新聞に対談「森健の現代を見る」連載中[2]

著書

  • 『人体改造の世紀-ヒトゲノムが切り開く遺伝子技術の功罪』ブルーバックス、講談社、2001年5月
  • 『図解でよくわかるポスト・ヒトゲノムビジネスのすべて』、明日香出版、2001年7月
  • 『天才とは何か?』(『チャートbooks』)数研出版、2003年4月
  • 『インターネットは「僕ら」を幸せにしたか?-情報化がもたらした「リスクヘッジ社会」の行方』アスペクト、2005年9月
  • 『グーグル・アマゾン化する社会』光文社新書、2006年9月
  • 『就活って何だ 人事部長から学生へ』文春新書、2009年9月
  • 『脳にいい本だけを読みなさい!― 「脳の本」数千冊の結論』光文社、2010年2月
  • 『ぼくらの就活戦記』文春新書、2010年10月。ISBN 978-4-16-6607754
  • 『勤めないという生き方』(メディアファクトリー)、2011年2月。ISBN 978-4-8401-3832-1
  • 『「つなみ」の子どもたち 作文に書かれなかった物語』 文藝春秋, 2011年12月
  • 『小倉昌男 祈りと経営』小学館, 2016年1月

共著

  • (川田茂雄監修 / 森健取材・文)『社長をだせ!ってまたきたか!-"あっちでもこっちでも"クレームとの死闘』、宝島社、2004年2月(のち、増訂版を『社長をだせ!ってまたきたか!』の標題で宝島社文庫に収録、2006年3月刊。ISBN 4-7966-5139-X
  • 香山リカ、森健『ネット王子とケータイ姫―悲劇を防ぐための知恵』中央公論新社〈中公新書ラクレ〉、2004年11月。ISBN 978-4121501554 
  • 『反動世代 日本の政治を取り戻す』中野剛志,三橋貴明,柴山桂太,施光恒著 インタビュー・編 講談社 2013
  • 石井謙一郎、森健、鈴木エイト、甚野博則、伊藤達美ほか 著、文藝春秋 編『統一教会 何が問題なのか』文藝春秋〈文春新書〉、2022年11月18日。 ISBN 978-4166613946 

脚注

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.467
  2. ^ 森健の現代をみる”. 毎日新聞. 2022年2月3日閲覧。

外部リンク


「森健」の例文・使い方・用例・文例

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