梅田・闇市の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:05 UTC 版)
根本(ねもと) 演 - 団時朗 梅田の闇市の元締め。 闇市の仕来りに背き商売する潔たちを鼻持ちならなく思っている。後に五十八に説得され考えを改めて、場所代の徴収を撤廃し、闇市を女性も歩ける治安の良い商店街にすることを目指す。 昭和45年、大阪万博の閉会式会場ですみれ夫婦、野上夫婦、栄輔、玉井と再会。梅田の商店街の繁栄させ引退した旨を語り、豊かになった日本の世情を憂うと共に、玉井を採用した栄輔に忠告する。 玉井(たまい) 演 - 土平ドンペイ 根本の子分。金に目がなく、せこい事を考えたり、自分に危機が迫ると保身を優先する。後に右足が不自由になり、杖をついて歩いている。 闇市で睨みを効かせると共に、潔たちに嫌がらせをする。やがて考えを改めた根本に同意出来ず、闇市を去る。 昭和23年、すみれやキアリスの順調な経営ぶりを新聞で知り、新聞に取り上げられなかった明美にキアリスの模造品を製造販売し儲ける話を持ちかけ断られる。昭和25年の時点ではキアリスの模造品「キリスア」を安価で売り出し、キアリスの売り上げを脅かすほどに儲けるが、品質の悪さから苦情が殺到・返品されて失敗。 昭和35年の時点ではエイスに入社し、栄輔の側近を務める。昭和49年、エイスの財政悪化をKADOSHOの古門社長に密告し、エイスを倒産に追い込む原因となる。昭和59年時点では「キリスアお直し部」を立ち上げている。
※この「梅田・闇市の人々」の解説は、「べっぴんさん」の解説の一部です。
「梅田・闇市の人々」を含む「べっぴんさん」の記事については、「べっぴんさん」の概要を参照ください。
- 梅田・闇市の人々のページへのリンク