格付の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:34 UTC 版)
格付会社によって名称(商品名)に違いはあるものも、代表的なものとして以下のような格付を発表している。 発行体格付債務者が債務を契約どおりに履行する能力を格付したもの。 長期債務格付長期債務に対する格付。劣後債(無担保)の格付と、優先債(有担保)のものがあるが、通常格付といった場合は、劣後債に対する格付、あるいは発行体格付のことを指す。長期とは、債務完了期日までの期間が1年以上の状態を示す。 長期債務格付けがBBBないしはBaa以上の社債は「投資適格債券」「高格付債」などと、BBないしはBa以下の社債は「ハイイールド債」「投資不適格債券」「低格付債」「ジャンク債」などということがある。(→社債#格付けとの関係) ソブリン格付国債の発行体である、国家や地域の信用リスクを示す格付。 短期債務格付コマーシャル・ペーパーなどの、1年未満に返済される債務に対して格付をしたもの。 中小企業格付債券の発行を前提としない中小企業の信用力を格付したもの。
※この「格付の種類」の解説は、「信用格付け」の解説の一部です。
「格付の種類」を含む「信用格付け」の記事については、「信用格付け」の概要を参照ください。
- 格付の種類のページへのリンク