くり (栗)
●わが国の北海道西南部から本州、四国・九州、それに朝鮮半島や中国に分布しています。丘陵から山地帯の雑木林に生え、高さは10メートルほどになり、長楕円形の葉は互生します。6月から7月ごろ、たくさんのひも状の雄花と、その基部に数個の雌花を咲かせます。花が開くと独特の匂いがあり、虫を誘います。野生のクリは「シバグリ(柴栗)」とも呼ばれ、果実の小さいものです。写真中4・下は、クリタマバチによる虫えいで、「クリメコブズイフシ」。
●ブナ科クリ属の落葉高木で、学名は Castanea crenata。英名は Japanese chestnut。
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