栖鳳楼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/20 13:09 UTC 版)
栖鳳楼は楼閣形式の茶屋で、真言宗の僧侶不退堂により名づけられたとされている。「紅葉の御茶屋」とも呼ばれる。8代、通嘉による三島神社修築の際に天守に見立てて建てられたといわれており、陣屋の象徴的な建物となっていた。 2重2階で、初重を瓦葺き、2重目を杉皮葺きとする寄棟屋根(現在2重目は銅板葺き)を被せ、紅い漆喰塗りの真壁造で、最上階を雨戸付きの内縁高欄の望楼としている。石垣に接して建てられており、建物1階と神社石垣の間に玄関がある。 近代の簡易な補修や老朽化によっていたんでいたため、2000年から3年かけて従来の姿に修築、復元されている。建物の一般公開は行われていない。
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