やぎ【▽柳】
読み方:やぎ
やなぎ【柳】
読み方:やなぎ
1 ヤナギ科ヤナギ属の落葉樹の総称。一般に湿地に多く、低木または高木で、葉はふつう互生する。雌雄異株。主に早春、花が穂状か尾状につき、種子は白毛があって風で飛び、柳絮(りゅうじょ)という。街路樹や庭園樹などにされ、材は器具・薪炭用。コリヤナギ・ネコヤナギなど多くの種があるが、葉の細長いシダレヤナギをさすことが多い。ヤナギ科の双子葉植物は約350種が北半球の温帯地域を中心に分布し、ケショウヤナギ・オオバヤナギ・ヤマナラシ・ポプラなども含まれる。《季 春》「田一枚植ゑて立ち去る—かな/芭蕉」
2 襲(かさね)の色目の名。表は白、裏は青、または萌葱(もえぎ)。柳襲。
3 「柳色」の略。
やなぎ【柳】
りゅう【柳】
読み方:りゅう
〈リュウ〉
1 木の名。ヤナギ。特に、シダレヤナギ。「柳絮(りゅうじょ)・柳緑花紅/垂柳・翠柳(すいりゅう)・楊柳・花柳界」
りゅう〔リウ〕【柳】
- >> 「柳」を含む用語の索引
- 柳のページへのリンク