板橋産業連合会館から都内各産業会館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 10:13 UTC 版)
「コミックマーケット」の記事における「板橋産業連合会館から都内各産業会館」の解説
1976年のC2からC4の春・夏・冬コミは、板橋区仲宿の板橋産業連合会館で開催される。この頃はまだ参加サークルは100に満たない状態だったが、1977年春のC5より大田区産業会館に移ったあたりから、入場待ちの行列ができるようになっていく。途中、四谷公会堂(1978年夏・C9)と東京都立産業会館・台東館(1979年夏・C12)をそれぞれ1度ずつ使用したものの、結局1979年冬のC13まで大田区産業会館での開催は続き、そのC13では参加サークル300弱、参加者約4,000人と、規模は確実に大きくなっていった。また、参加サークルにおける学漫(学校の部活動、サークルとしての漫画・同人サークル)の占める割合は低下し、オリジナル創作が増えていった。さらに、『宇宙戦艦ヤマト』などアニメのファンサークルの参加も目立ちだした。特に同作や『機動戦士ガンダム』のアニメブームと、所謂「おたく」が出現したことは、コミックマーケットを牽引する大きな原動力となった。
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