松村弘とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 松村弘の意味・解説 

松村弘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/06 14:56 UTC 版)

松村 弘(まつむら ひろし、1900年明治33年)1月2日[1] - 1993年平成5年)4月5日[2])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将

経歴

大分県出身[1][3]1921年(大正10年)7月に陸軍士官学校第33期卒業[4]1927年(昭和2年)12月に陸軍大学校に入学し、1930年(昭和5年)11月に同校第42期卒業[5]

1939年(昭和14年)12月、関東軍参謀を経て、1941年(昭和16年)8月、陸軍大佐に進む[3]大東亜戦争に入ると1943年(昭和18年)3月、歩兵第60連隊長に転じ[3]ビルマの守備に就いた[1]インパール作戦ではミッション付近まで侵攻したが撤退を余儀なくされた[1]。ついで1944年(昭和19年)11月、陸軍船舶練習部附、1945年(昭和20年)1月、第11方面軍参謀兼東北軍管区参謀、同年4月、陸軍士官学校幹事兼同校教授部長を歴任し、同年6月、陸軍少将に進級した[3]

1947年(昭和22年)11月28日、公職追放仮指定を受けた[6]

著作

  • 『インパール作戦の回顧』六〇会、1969年8月。 

脚注

  1. ^ a b c d 福川 2001, 683頁.
  2. ^ 「松村 弘氏(まつむら・ひろし=元陸軍少将、味の素ゼネラルフーヅ社長松村忠雄<ただお>氏の父)」『朝日新聞』1993年4月6日、11面。
  3. ^ a b c d 外山 1981, 448頁.
  4. ^ 外山 1981, 446頁.
  5. ^ 外山 1981, 付録第一27頁.
  6. ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十二年十一月二十八日 仮指定者」84頁。

参考文献

  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026 
  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。 ISBN 4829502738 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  松村弘のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「松村弘」の関連用語

松村弘のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



松村弘のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの松村弘 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS