松前 慶花(まつまえ きょうか)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:21 UTC 版)
「最上の命医」の記事における「松前 慶花(まつまえ きょうか)」の解説
義明とアラスカ研修に参加した医学生。北海道出身。つり目とおかっぱ頭が特徴。愛称は「松ちゃん」。性格は生真面目かつ正直で堅物かつ地味。考え方はややネガティブ。貧しい家庭に生まれ、学費捻出のためにススキノで水商売のアルバイトをするなど苦学している。頭脳明晰で成績優秀だったが金のかかる私立の名門医大に進学することは敵わず、出身大学を不問にして優秀な医学生を集めようとしている平聖中央に志願した。一次審査を真っ先にパスして危にも認められた才媛。だが、同じく一次審査を経た立花姉妹に前述の事情を暴露される。この時彼女を庇い、自らの評判が落ちるのを覚悟で二人にやり返した義明に好意を抱く。その後、同じアラスカ・バローでの研修に参加。氷点下でのタクシー待ちの最中に交通事故を目撃した義明が怪我人を救出するのをサポートするが、この時に失禁してしまう。だが、そのことをフォローした義明に心底惚れ込んでしまう。以後、吉川の助言を受けながら義明をふり向かせようと慣れない色仕掛けなどさまざまな試みに出るが、根が不器用な上、余計な金のかかる趣味や遊びは全くしてこなかったせいで上手く行かず、また釈の存在と釈に対する義明の気持ちを知っているせいで積極的に出られなかった。だが、一念発起して金策しハワイに向かう。そこで釈や吉川と共に危篤状態の義明を救う。彼女の一途でけなげな気持ちを裏切りたくない義明は告白を断ることなくグループ交際という形をとることを選んだ。
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