東芝TAC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/06 00:40 UTC 版)
「TAC (コンピュータ)」の記事における「東芝TAC」の解説
村田によると、開発の原型は1948年には東芝で始まっていたという。 三田は同年ENIACに興味を持ち、山下の元をたずねるなど一人で研究の下積みをしており、試作機を作って真空管による論理回路、ウィリアムス管(ブラウン管式メモリ)などの研究を行っていた。1950年にはさらに前述の松隈と八木に声をかけ、当時入手可能だったコンピュータの情報で研究に入る。ノイマンのEDVACの草稿を入手して解析、1951年に東芝TACの組み立ては始まっていた。 そして同年、文部省(今の文部科学省)科学研究費による電子計算機研究班が立ち上げられ、山下が班長を担当、雨宮と三田が協力した。
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