東大寺勧進所僧形八幡神像(奈良県奈良市、国宝)
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快慶が1201年(建仁元年)に制作。明治の神仏分離までは東大寺鎮守八幡宮(手向山八幡宮)の神体であった。僧侶の姿をしており、神仏習合の特色を示す。まるで肖像と見えるほど写実的で表情も豊かであり、整いのなかにも神威が表現されている。鮮やかな彩色もよく残っている。神像のためか玉眼はおこなわず、また、二材を中央で矧(は)ぎ寄せている。
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