東京シャトル・THEアクセス成田の統合によるエアポートバス東京・成田の運行開始
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 20:18 UTC 版)
「エアポートバス東京・成田」の記事における「東京シャトル・THEアクセス成田の統合によるエアポートバス東京・成田の運行開始」の解説
これまで、京成グループとJRバス関東・ビィー・トランセグループがそれぞれ別々に運行してきたが、予約方法や乗り場、乗車方法が互いに異なるため、不便を来しており、利用者から「わかりにくい」との声が寄せられていた。そのため、2020年(令和2年)2月1日より「東京シャトル」(「有楽町シャトル」含む)と「THEアクセス成田」を統合し、新規参入の京成トランジットバスも含めた8社で、「エアポートバス東京・成田(AIRPORT BUS『TYO-NRT』)」として共同運行することになった。運賃は昼間便1,000円、深夜便2,000円に一本化し、東京駅・銀座駅の乗降場所を「THEアクセス成田」側に統一した。 成田空港行は事前予約者用の全席指定席便と当日乗車用の全席自由席便の2種類とし、深夜・早朝を除く東京駅行は、成田空港の発券カウンターで時間指定の乗車券を購入の上乗車する形態とした。 2019年(令和元年)12月現在、「東京シャトル」は123便、「THEアクセス成田」は142便運行していたが、本統合と京成トランジットバスの参入で更に19便増やし、1日往復で284便、1時間に最大10便運行する日本最大級の空港連絡バスとなった。また、高速バス全体としても日本一運行本数が多い路線となった。 しかし、路線統合とほぼ時を同じくして発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行に伴う国際線の大幅減便の影響が直撃し、一時は1時間に1本までの減便を余儀なくされ、2021年11月時点の臨時ダイヤでは上下113便に減便されている。
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