本会議で長演説と批判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 08:09 UTC 版)
2004年6月4日の参議院本会議で、年金制度改革関連法案の成立を阻止するため、国井正幸厚生労働委員長解任決議案の提案趣旨説明に立ち、議事引き延ばし抵抗戦術で3時間1分演説し、現憲法下の国会における最長演説記録を更新した。演説内容を5日に朝日新聞社説が「身の上話や議事録の棒読みで時間を稼ぐなど中身の薄いもの」と批判し、演説最中も参議院議長の倉田寛之から何度も「簡潔に、常識の範囲でやってください」と注意された。終了後、記者団の質問に「これから本題に入るところだった。まだ数時間やるつもりでした」「選挙で一日マイクを握ってても大丈夫ですから」と答えている。更に野党側は牛歩戦術なども利用して議事妨害したため、同日に与党が予定していた年金関連法案の可決・成立は、翌5日にずれ込んだだけで成立したため無駄な国会経費が掛かっただけと批判がされた。
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