本会の趣旨と台湾総督府による圧迫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/24 09:17 UTC 版)
「台湾同化会」の記事における「本会の趣旨と台湾総督府による圧迫」の解説
本会の趣旨は、台湾人を日本人同様に化育すること、及び台湾人にも日本人同様の権利待遇を与えることを趣旨としていたが、この運動に参加した台湾人の真の目的は、日本への同化よりも、台湾人の待遇改善にあった。しかし、台湾総督府は、この「台湾人にも日本人同様の権利待遇を与えること」を危険視し、同会に対し圧迫を加えた。板垣は追放同然に台湾を去った。大正4年(1915年)1月26日には、台湾総督府は、治安を乱すという理由で同会に対し強制解散を命じた。同化会の活動は、約1ヶ月で終焉した。
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