未来人類(みらいじんるい)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 03:46 UTC 版)
「漂流教室」の記事における「未来人類(みらいじんるい)」の解説
大和小学校が飛ばされた世界に闊歩する人類。カマドウマのような形態で、四足歩行をし、背中に大きな目玉が一つある。指は三本で、鉤爪のような爪を持つ。テレパシー能力を有しており、思っている事は喋らなくとも相手に伝わる。死ぬと、他の者が亡くなった者の記憶を必要な部分だけ受け継ぐ。実は現生人類が新しい癌の薬を服用した事によって突然変異したもので、あまりの奇怪な姿から現生人類から迫害されたため、現生人類に強い恨みを持つ(小説版では迫害の内容が少しだけ記載されている)。環境汚染などで現生人類が滅び去った後、地上を支配する。知能は高く、「過ぎ去った物に対する儀式」と称して電車を動かしたり、8ミリ映画を映したりしていた。作中では備蓄食料に発生したキノコを食べた児童数名が四つん這いで移動するようになったうえ背中に目玉ができ、未来人類と同じような存在になっていってしまう(しかし、人間としての自我は残っており、翔たちを逃がすために未来人類と戦う姿が描写されている)。
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