未来世紀(秘)クラブ

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未来世紀(秘)クラブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/10 02:24 UTC 版)

本来の表記は「未来世紀㊙クラブ」です。この記事に付けられたページ名は技術的な制限または記事名の制約により不正確なものとなっています。

「未来世紀㊙クラブ」
杏子 の シングル
初出アルバム『Under the Silk Tree』
B面	Northern Song 恋愛大未遂 〜If only I were still there
リリース	2000年2月9日
規格	マキシシングル
ジャンル	ロック オルタナティヴ・ロック アニメソング
時間	3分59秒
レーベル	Polydor
作詞	杏子
作曲	杏子 & 馬場一嘉
プロデュース	森川欣信
チャート最高順位
週間81位（オリコン）
杏子 シングル 年表
永遠という場所 （1999年） 未来世紀㊙クラブ （2000年） ユメオチ （2000年）
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「未来世紀(秘)クラブ」（みらいせいきまるひクラブ）は、杏子の楽曲。自身の通算12枚目のシングルとして、2000年2月9日にPolydorからリリースされた。

背景

前作「永遠という場所」^[1]から7か月ぶりとなるシングルで、表題曲である「未来世紀㊙クラブ」は、テレビ東京系で放送された深夜アニメ『ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom』のエンディングテーマとして使用され^[2]、杏子の楽曲でアニメソングの採用は、NHK教育テレビアニメ『コレクター・ユイ』^[3]のオープニングテーマに使用された前作に引き続き、2作連続となった。

カップリング曲は、新曲の「Northern Song」と、1995年にリリースされたアルバム『Dear Me』のシングルカットである「恋愛大未遂 〜If only I were still there」の2曲が収録されており、いずれもタイアップがついた楽曲である。

制作

表題曲である「未来世紀㊙クラブ」は、杏子が在籍していたロックバンドであるBARBEE BOYSを意識した楽曲となっており^{[注釈 1][4]}、同じBARBEE BOYSのメンバーであるKONTAがJACK AMANO名義で参加している^{[注釈 2]}。

リリース

2000年2月9日にPolydorから、マキシシングルとしてリリースされた。

批評

専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典	評価
CDジャーナル	肯定的[5]

CDジャーナルは、表題曲である「未来世紀㊙クラブ」の印象として、「世紀末の不安定な恋を表現。ハスキーでセクシーな声に、気だるいようで気迫も感じるロック」と評価し、カップリング曲の「恋愛大未遂 〜If only I were still there」に対しては、「『未来世紀㊙クラブ』と対極にあるようなミディアム・テンポの優しいメロディ。ちょっと強気な女性が、恋する気持ちに気づき動揺している詞がカワイイ」といずれも肯定的な評価を下している^[5]。

収録曲

CD^[6]

全作詞: 杏子。
#	タイトル	作詞	作曲	編曲	時間
1.	「未来世紀㊙クラブ」	杏子	杏子 & 馬場一嘉	未来世紀PROJECT	3:59
2.	「Northern Song」	杏子	間宮工	間宮工	3:59
3.	「恋愛大未遂 〜If only I were still there」	杏子	肝沢幅二	田村玄一	4:52
合計時間:				12:50

収録アルバム

収録作品	発売日	販売元	規格品番	備考
未来世紀㊙クラブ
『Under the Silk Tree』	2000年11月8日	Polydor	CD:UPCH-1019
『10 Years Collaboration』	2002年12月4日	ユニバーサルミュージック	CD+DVD:UMCK-9026（初回限定盤）
			CD:UMCK-1147（通常盤）
恋愛大未遂 〜If only I were still there
『Dear Me』	1995年4月10日	wea JAPAN	CD:WPC2-7514

メディアでの使用

#	曲名	タイアップ	出典
1	「未来世紀㊙クラブ」	テレビ東京系アニメ『ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom』エンディングテーマ	[2][6]
2	「Northern Song」	ハウス食品「北海道シチュー」CMソング	[6]
3	「恋愛大未遂 〜If only I were still there」	TBS系TV情報エンタテインメント『exp』2月度占いソング

脚注

[脚注の使い方]

注釈

1. ^ 杏子は『セルフパロディ』と表現している。
2. ^ アルバム『Under the Silk Tree』に同梱している『杏子によるセルフライナーノーツ』にて、杏子は「かつての相棒がコーラスとソプラノサックスで参加してくれました」とコメントしている^[4]。

出典

1. ^ “永遠という場所 | 杏子”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2023年1月21日閲覧。
2. ^ ^{a b} “ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom”. Anime E-press. テレビ東京. 2000年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月21日閲覧。
3. ^ “コレクター・ユイ”. NHKアニメワールド. NHK. 2023年1月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月10日閲覧。
4. ^ ^{a b} アルバム『Under the Silk Tree』に同梱している『杏子によるセルフライナーノーツ』より。
5. ^ ^{a b} “杏子 / 未来世紀秘クラブ”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2023年1月21日閲覧。
6. ^ ^{a b c} “杏子／未来世紀（秘）クラブ”. 紀伊國屋書店ウェブストア. 紀伊國屋書店. 2023年1月21日閲覧。