未来への計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 03:48 UTC 版)
近年の大規模都市発展が、カリャリで始まった。新設されるベティーレ美術館(ヌラーゲ文化と現代美術を展示する)を含む新たな計画が、プリツカー賞受賞者ザハ・ハディッドによって計画された。美術館はサンテリア遊歩道において建てられる予定である。別の既に着手された計画は、カリャリ・メトロ(地下鉄)である。初の路線は既に、レプッブリカ広場と、カリャリ郊外コムーネの一つモンセッラート間を走行している。この路線は大学キャンパスへとすぐつながる予定である。郊外コムーネ全てと空港とつながるその他の路線はすぐに着手された。旧カリャリ港からサンテリアへの遊歩道は、全体的に修復される予定である。ヴィア・ローマにある旧カリャリ港は、現在観光とクルーズ船用港としてだけ利用されている(クルーズ船ターミナルは既に閉鎖された)。旧カリャリ港はフェリーボートについても閉鎖し、ポルト・カナーレにある新カリャリ港へ機能を移す予定である。 サンテリア地区全体が変えられ、古く傷んだアパート建物は廃棄され新たな地区がレム・コールハースによって設計されたものに取ってかわる。スタジアムも、25,000の観客席を持つ、コンサートやイベントに適した新スタジアムに建て替えられる。今は古い製塩プラントがある場所に水族館をつくるのと同じく、コンサート用の20,000席もつ大劇場が遊歩道沿いに建つ。その他に、サンタ・ジッラ広場の池近くの新地区、ポエット海岸にある豪華なビューティー・センター(旧マリーナ病院跡地)、パウロ・メンデス・ダ・ロシャ設計の大学新キャンパス、劇場と噴水を備えた大公園パルコ・デッラ・ムジカの建設計画が含まれる。多くは2010年から2011年にかけ完成する予定である。
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