木活字版とは? わかりやすく解説

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もっ‐かつじばん〔モククワツジバン〕【木活字版】

読み方:もっかつじばん

江戸時代後期天明寛政年間ごろから明治初年にかけて、木活字印刷刊行され書物総称。→古活字版


木活字版(もくかつじばん)

江戸時代初期五十年間出版されたものを古活字版といい、その後明治初年まで行われたものを木活字版という。活字材料は、古活字版大部分木活字であるが、十七世紀中頃以後のものを特に木活字版と呼んで区別している。木活字版は、寛文寛政年間細々続けられ幕末至って部数出版など用いられた。印刷部数は三十百部程度で、同一出版者による異種活字印本が多いのも特質


木活字版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/20 03:36 UTC 版)

木活字版(もっかつじばん)とは、木製活字で印刷された出版物を指すが、狭義においては江戸時代中期から明治時代初期にかけて出版された木製活字印本(近世木活字版)を指す場合がある。この場合の木活字版とは、江戸時代初期の古活字版に対応するもので、研究家の間でも定義づけに諸説があり、寛永年間以後とする説と天明あるいは寛政年間以後とする説に分かれる。また、古活字版より後代の明治以前に出された活版印刷物(すなわち金属製活字を含めた)全てを木活字版とする説もある。




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