木村支隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 06:25 UTC 版)
木村益三大佐が率いる木村支隊は、汪清県方面を担当した。歩兵第75連隊第3大隊(横田大隊)の増援を得て、主力は同年10月22日に軍政署の根拠地である西大浦十里坪に踏み込み、武官学校などを焼却、根拠地として使用不可能にするためその資源を滅した。追撃した蘆田、高畑両中尉率いる小隊は、十里坪の東北の密林で武装組織の小団体と30分交戦し、日本軍の戦死は兵卒1人、負傷2人、武装組織の遺棄死体は6体。 同年12月14日、武装集団が西方の谷にいるとの密告を受けて、島田少尉率いる30余人の部隊は、翌朝目的地に達し、家屋から射撃する武装組織と交戦した。日本軍は負傷3人、武装組織は戦死5人、捕虜2人、小銃8、弾薬1800を押収した。
※この「木村支隊」の解説は、「間島出兵」の解説の一部です。
「木村支隊」を含む「間島出兵」の記事については、「間島出兵」の概要を参照ください。
- 木村支隊のページへのリンク